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DeCK
錆転換型防食塗料
DeCKのロゴ

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ローラーで塗装
エコクリーン初!長期防食、長期耐候にて
ランニングコストの低減可能な一貫塗装システム

DeCK とは?

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「DeCK」は、鋼構造物の塗替え塗装に関する技術です。

専用のエポキシ樹脂プライマーにより発錆リスクである赤錆を黒錆に転換し防食することができ、さらに超厚膜形のふっ素樹脂塗料を塗り重ねることで、長期耐候性も期待できる為、ライフサイクルコストの縮減が可能です。

「DeCK」とは(Defence,eco,Coating,Koho)の頭文字から取った商品名です。

白色の塗装ローラー

DeCK の特徴

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1.黒錆転換

赤錆を除去した後、腐蝕している箇所に塗布することで、化学変化を起こさせ、酸化膜を鉄の表面に強制的に作り出します。いったん黒錆ができれば、酸素や水から母材となる鉄そのものを守ってくれるので、防錆の効果を発揮することになります。

2.長期防食

長期間金属が腐食するのを防止するので、次回の塗り替えまでの期間が長くなります。

3.長期耐候性

超厚膜形のフッ素樹脂を採用しているため、長期の耐候性が期待でき、コスト削減にもなります。

・断面図

DeCK塗りの説明画像

耐用年数の考え方についてはこちら

改訂 鋼橋防食のQ&Ą(2002年3月 社団法人 日本橋梁建設協会)

引用による防食効果が消失する予測について

鋼橋
従来比較と作業内容

従来比較と作業内容

・新システムDeCK

・従来工法(Rc-Ⅲ)

新システムDeCKの説明
DeCK塗装の様子
従来工法(Rc-Ⅲ)の説明
ローラーと手

素地調整程度と作業内容

素地調整程度は下記鋼道路橋防食便覧Ⅱ‐138に準じて設計・施工を行うこと。

※1:さびが発生している場合
※2:さびがなく、割れ、はがれ、膨れ等の塗膜異常がある場合

施工フローチャート

施工フローチャート

・塗装仕様

※ブラスト面、耐候性鋼材や支承部等凸凹が大きい箇所へは0.25kg/㎡

・施工フローチャート

施工フローチャート

1. 付着塩分測定

50㎎/㎡未満を確認 ※50㎎/㎡以上あれば高圧水洗による塩分除去

2. 準備工・養生

-

3. 素地調整程度3種以上

(塗膜剥離剤施工の場合は2種以上)

4. 脱脂洗浄工

DeCK脱脂洗浄剤 0.05kg/㎡

5. 塗装下地

DeCKプライマー 0.15kg/㎡(ブラスト面、耐候性鋼材や支承部等凸凹が大きい箇所へは0.25kg/㎡)

6. 下塗り工

DeCK下塗り 刷毛・ローラー(0.2kg/㎡)スプレー(0.24kg/㎡)

7. 上塗り工

DeCK上塗り 刷毛・ローラー(0.18kg/㎡)スプレー(0.23kg/㎡)

8. 片付け

⇒完了

塗装工程と日数

塗装工程と日数表
製品仕様・性能一覧

製品仕様・性能一覧

DeCKの製品仕様及び性能をご紹介いたします。全て標準仕様での表記となります。

DeCK脱脂洗浄剤

素地調整で生じた塗膜カスや、塗膜の付着を阻害する排気ガスや油分等の汚れを除去する。

混合比

原液のみ

使用方法

刷毛・ローラーで塗ることもできますが、必ず清浄なウエスで拭きあげ作業を行うこと。

塗布量

0.05kg/㎡

容量

15kg缶・3kg缶

DeCKプライマー

タンニン酸等のキレート剤を配合した特殊プライマーで、錆に浸透することで赤錆から黒錆へ転換させ、不動態膜を形成する効果がある。

混合比

主剤:硬化剤=4:1(希釈なし)

使用方法

刷毛・ローラーのみ

塗布量

0.15kg/㎡(耐候性鋼材・支承部・ブラスト面:0.25kg/㎡

容量

15kgセット・5kgセット

DeCK下塗り

DeCKプライマーとDeCK上塗りを繋ぎ合わせる特殊変形エポキシ樹脂下塗塗料。また、耐食性や耐水性もよく、錆転換を阻害する空気や水等の因子を遮断する。

混合比

主剤:硬化剤=9:1

使用方法

刷毛・ローラー・エアレス塗装

塗布量

刷毛・ローラー(0.2kg/㎡)、エアレス塗装(0.24kg/㎡)

容量

18kgセット・5kgセット

DeCK上塗り

従来の30㎛の中塗り(エポキシ樹脂・ウレタン樹脂)と25㎛の上塗り(ふっ素樹脂)の仕様よりも耐候性が優れている55㎛の超厚膜形ふっ素樹脂上塗塗装。

混合比

主剤:硬化剤=9:1

使用方法

刷毛・ローラー・エアレス塗装

塗布量

刷毛・ローラー(0.18kg/㎡)、エアレス塗装(0.23kg/㎡)

容量

16kgセット・4kgセット

DeCK専用シンナー(下塗り・上塗り用)

使用方法

下塗り・上塗りへの希釈剤

容量

16ℓ

安全上の注意点

  • 引火性があるため、熱源や火花から隔離すること。

  • 塗装中、乾燥中ともに換気をよくすること。

  • DeCKプライマー及びDeCK下塗りの主成分であるエポキシ樹脂及び硬化剤は、皮膚及び粘膜に対する刺激作用があるため、吸入したり、直接皮膚に触れると中毒や炎症を起こす恐れがあるので、注意して使用すること。

  • 取扱い中はできるだけ皮膚に触れないようにし、有機ガス用防毒マスク、保護メガネ、保護手袋、長袖の作業着を着用すること。

  • 材料の安全内容については、SDS(安全データシート)を参照のこと。

保管方法

  • 火気に近づけないようにし、子供の手の届かない所に保管すること。

  • 屋内の一定の場所を定めて密栓し、直射日光、高温(40℃以上)、高湿、凍結(0℃以下)を避けて保管すること。

応急処置

火災の場合、消化するために粉末、二酸化炭素、泡、乾燥砂、耐アルコール性泡消火剤を使用すること。

応急措置

  • 吸入した場合は、被災者を直ちに空気の新鮮な場所に移す。呼吸停止又は呼吸が弱い場合は、人工呼吸を行う(衣類を緩め気道を確保する)気分が悪い時は、医師の手当て、診断を受けること。

  • 皮膚に付着した場合は、汚染された衣類、靴等を速やかに脱ぎ捨てる。多量の水又は石鹸水で十分に洗い流す。汚染された衣類を再使用する前には洗濯すること。皮膚刺激又は発疹が生じた場合は、医師の手当て、診断を受けること。

  • 目に入った場合は、直ちに清浄な流水で15分間以上洗眼する(容易に取り外せる場合はコンタクトレンズも外す)。目の刺激が持続する場合は、医師の手当て、診断を受けること。

  • 飲み込んだ場合は、無理に吐き出させない。揮発性液体なので吐き出すと危険性が増す。意識がない場合は、口から何も与えてはならない。医師の手当て、診断を受けること。

廃棄

内容物や容器を法令に従って適切に廃棄すること。

適用条件(各材料共通)

  • 気温5℃以下、湿度85℃以上の環境条件下では使用しないこと。また、天候によりその可能性が予想される場合も使用しないこと。

  • 湿潤面、没水面については乾燥を確認後施工するとともに、すべての工程が完了するまでその条件を守り続けること。

ダウンロード資料

ダウンロード資料

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